ボイラーの更新工事

「森の足湯」で使用しているガス化ボイラーの更新工事の様子です。
2015年9月7日(月)から工事を始めました。新ボイラーは全長が長いのでボイラー建屋の2メートルほど拡張します。拡張するための基礎工事です。
鉄筋を網目に敷いてコンクリートを流します。

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ボイラーに繋がっている配管、煙突を外します。

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2015年9月10日(木)にスターリングエンジンをオーバーホールのためにメーカー(サクション瓦斯機関製作所)に運びだします。ボイラーの固定部分を切断し、ボイラーをクレーンで吊り上げて移動させ、運び出すためのスペースを作ります。

搬出1搬出4

いよいよ、スターリングエンジンの搬出です。建屋の天井とクレーンアームの高さがギリギリです。慎重な作業です。

搬出7搬出8

スターリングエンジンは東京まで運ばれ、オーバーホールされます。

2015年9月11日(金)ボイラー建屋の拡張部分にコンクリートを流し込んでいます。
床コン1床コン2

 

 

 

 

ボイラーで沸かした湯は内湯と外湯に給湯していますが、今までは内湯を経由して外湯に給湯していました。この方法では外湯に届くまで湯温が下がります。
そこで、直接外湯に給湯できるように配管工事を行いました。
床コン3床コン4

 

 

 

 

2015年9月15日(火)新ボイラーの搬入作業が始まりました。
搬入1搬入2

旧ボイラーと入替えのため、新ボイラーを仮置し、旧ボイラーを搬出します。
車載クレーンの高さが天井ギリギリなので、吊り上げ幅が少ししかありません。
少し浮いた所で、引っ張って、押して建屋の外に出します。
搬入3搬入5

新ボイラーは背丈が高く、車載クレーンで吊り上げる幅が確保できません。
そこで、車載クレーンで出来るだけ建屋に近づけ、建屋の中にはハンドリフトで設置場所に移動させます。
搬入6搬入7

 

 

 

 

後は、給水・給湯の配管、煙突の接続、電源やセンサーの接続をすると設置完了です。

2015年9月28日新ボイラーの燃焼試験です。メーカー(株式会社アーク)の技術者が操作手順を指導しながら行います。
杉の枯れ葉に火を付け、小枝、薪と順番に火を大きくしていきます。
燃焼試験0燃焼試験1

 

 

 

 

ボイラーの点火時は焚き火と同じで少し煙が出ます。煙突の先が少し白くなっているのが判りますでしょうか。
新ボイラー(ガシファイアTA−1200)は一次燃焼室と二次燃焼室があり、薪を燃やす部分は1次燃焼室です。薪が燃焼し木質ガスが発生します。その木質ガスを二次燃焼室に導入します。二次燃焼室では木質ガスが下向きに吹き出し燃焼しています。
燃焼試験2燃焼試験3

 

 

 

 
二次燃焼室では木質ガスが完全燃焼しますので、運転時には煙突からの煙ありません。
燃焼が進んでいくと薪が熾火(炭)になります。熾火の状態では木質ガスの発生は少なくなり、二次燃焼室に噴出する木質ガスも少なくなります。写真では二次燃焼室に熾火が落下して輝いて燃焼しています。木質ガスの噴出も少なくなっています。
燃焼試験4燃焼試験5

 

 

 

 

ボイラーは炉内温度、ボイラー内タンクの水温を自動的に監視し、ボイラー内タンクの水温が指定温度より高くなると外部タンクとの循環ポンプが自動的に作動し、炉内温度が指定温度より下がると送付ファンを自動的に停止するなどの機能があります。
燃焼試験ではこれらの動作が正常に行われることを確認し終了しました。